注文住宅の悩み

ハウスダストの原因と対策方法

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くしゃみや鼻のムズムズ、目のかゆみ。花粉の季節はもう終わったのにまだ来てもいないのに、これらの症状で悩まされている方はいらっしゃいませんか?
かなりの数がいらっしゃるでしょう。その原因はもしかしたらハウスダストかもしれませんよ。

ハウスダストは数年くらい前から盛んに名前を聞くようになったもので、家の埃やチリ、ダニやカビ、ペットの毛などなどで、中でも1㎜以下の視認がほぼ不可能なものを指し示す言葉であり、私たちが日々生活する中でのいくつかのトラブルの原因の一つです。
目に見えないくせに、すぐに舞い上がって空気中に滞在し、呼吸と共に体内に侵入してきます。ぜんそくやアレルギー症状を引き起こす原因の一つとして、広く知られるようになったこのハウスダストですが、ハウスダストに自分自身や家族が悩まされないためにも、その対策方法をしっかりと知っておいた方がいいでしょう。今まさにぜんそくやアレルギーで悩まされている方も、そうでない方も、ぜひとも知識を深めておきましょう。

ハウスダストはどこから発生するのか

まずは、ハウスダストがどこから発生するのか、その発生源を紹介していきましょう。上でも少し触れましたが、その発生源はさまざまにあります。

ダニの死骸とフン。

まずはダニです。死人のしにくい害虫のダニは日本中のどこの過程にも潜んでいると言っても過言ではありません。
ことに日本ではヒョウダニと呼ばれる種類ダニで、さらに細かく分類すると、ヤケヒョウダニ、コナヒョウダニの二種類がハウスダストの主な原因となっていると言われています。
ただ、生きているダニがそのままハウスダストになるわけではありません。ハウスダストになるのは、ダニのフンや死骸です。これらが宙に舞いあがって、ハウスダストと呼ばれる物になるんですね。
ということで、死骸を増やさない、フンを増やさないことが一つの対策にはなりそうですね。ダニは梅雨から夏の湿度の高い時期に一気に繁殖し、ペットの毛や人の抜け毛、家にある埃を餌にして、繁殖をします。寿命が3ヶ月ほどなので、ダニがハウスダストになるのは秋ごろですね。ダニをハウスダストにしないためにも、しっかりと掃除をして餌になる埃などを減らさなくちゃいけないですね。

人やペットの毛

ダニの餌にもなる人やペットの抜け毛ですが、床に落ちている毛には小さな埃だけではなく、ダニのフンを始め、家に潜んでいるゴキブリなどのフンがまとわりついていることもあるんですね。

髪の毛が舞ってもそうそうハウスダストになることはありませんが、付着している害虫のフン、さらにはハウスダストの原因となるダニやゴキブリのエサとなるので、ハウスダストの根源の一つと考えていいでしょう。

髪一本落ちているだけでも、将来のハウスダストになりかねないので、しっかりと対策をしておく必要がありそうですね

カビと細菌

次の原因はカビと細菌です。
そんなものは言えには無い、といいたい人もいらっしゃると思いますが、ところがどっこいお風呂場やキッチンなどの湿度の高い場所では、少量ながらも発生することが多いものです。

中でもカビが発生していると、奉仕を大量に発散して、ハウスダストとして宙に舞わせてしまっていることもあります。水回りでは細菌が発生し易く、それらが宙に舞いあがってハウスダストに混ざっていることもあります。
細菌では冷暖房の効きを良くするために密閉性の高い住宅が好まれていますが、それが逆にカビや細菌の発生し易さを高めていることもあり、これらが原因のハウスダストの被害を発生させやすくしています。

花粉

こちらはもう完全に外気の影響ですね。春ごろになると毎年悩まされている方もたくさんいらっしゃると思いますが、これらは外気に飛散して住宅内に侵入し、ハウスダストの原因になっています。
また、春ごろの花粉はスギ花粉として有名ですが、8月から10月ごろにも、ブタクサの花粉が飛散します。
家の出入りや、洗濯物の取り込みなどで花粉が入ってきて、ハウスダストを形成することになります。他と比べると対策の難しいものですね。

衣類と布団からも発生する

服、敷布団や掛布団、これらに共通するのは繊維で作られているもので、これらからも背にクズや綿ぼこりなどが発生してハウスダストになります。
中でも、布団類を多く使うようになる冬頃、繊維くずの出易いセーターや上着類を使う寒い季節には、これらが原因のハウスダストが飛散し易くなります。

ハウスダストは何を引き起こすの?

さて、お次はハウスダストが何を引き起こすのか、とりわけ人体にはどのような症状を表せてしまうのかを見ていきましょう。
基本的にはアレルギーなどで、ハウスダストは主に体内に侵入するアレルゲン物質です。皮膚や体内の細胞が異物だと認識し、体内からヒスタミンなどが主の化学物質を放出し、いろいろな症状を引き起こします。
その症状をいろいろと紹介していきましょう。

アレルギー性鼻炎

まずはこちらです。

ハウスダストは主に口や鼻などの器官から新有する者ですが、鼻の粘膜に付着して炎症を引き起こすとアレルギー性鼻炎になります。鼻づまりや水っぽい鼻水が主な症状ですが、発作のようなくしゃみもこのアレルギー性鼻炎に入ります。
花粉症に悩まされている方にしてみれば、嫌な事ではありますがなじみ深いものですね。

もちろん、花粉が原因のケースとハウスダストが原因のケースと二種類のハウスダストがありますので、注意をしましょう。
花粉が原因ならば病院で治療をしてもらったり、薬などで対策をし、ハウスダスト由来のアレルギー性鼻炎であれば、こまめな掃除や室温や湿度調節によって症状を威厳させましょう。

アレルギー性結膜炎

目の充血や酷い目のかゆみなどの目のトラブルもハウスダストは引き起こします。アレルギー結膜炎と呼ぶものですが、これらはハウスダストが目の結膜に入ることによって引き起こされます。
かゆみや充血だけではなく、結膜をむくませて白目部分が大きく膨らむこともあります。

なお、こちらもハウスダストだけではなく花粉が原因となるケースも、最近ではコンタクトレンズの汚れから引き起こされることもありますので、原因が何かをよく理解する必要があると言えるでしょう。

アトピー性皮膚炎

いわゆるアトピーも、ハウスダストによって引き起こされるアレルギー疾患の一つです。アトピーは子供の頃になるものと認識している方もいらっしゃいますが、大人になってからでも発生するものです。ただ、症状は乳幼児期とそれ以降では少し違いますね。

乳幼児期の場合には顔や頭、耳などを中心に皮膚の赤い腫れ、それ以降では皮膚のかさつきは硬貨、そして強いかゆみを発生させます。
かゆいとどうしてもかいてしまいがちですが、皮膚をかいて傷つけると細菌を皮膚の中に侵入させて、感染を悪化させることもありますので注意が必要です。

気管支ぜんそく

子供の頃に主に発生し、大人になってからも再発する恐れのある喘息も、ハウスダストが原因になるものです。
中でも成人が気管支ぜんそくになる場合は、基本的にハウスダストが気道に侵入してしまい、慢性的な炎症を起こしていることが原因となります。大人だとついつい風邪の延長線上と考えてしまいがちですが、ハウスダストが原因のぜんそくであり、風邪は全くの見当違いなんてことも良くありますので、ハウスダストの対策をしっかりとしておいた方がいいこともあります。

舞い上がり易いハウスダスト

ハウスダストは気道を通して体に侵入するものですが、侵入し易い理由としてある一つの大きな特徴が挙げられます。
それこそが、非常に軽いという特徴です。人がちょっとだけ動くだけでも簡単に宙に舞い上がり、気流に合わせて家中を移動します。
そのため、人が起きて動いている間はずっと宙に滞在しているも同然なのです。そして、人が動かない夜中などになれば、地面に落ちて新たに発生したハウスダストと共に蓄積し、また朝になると人の起床と共に舞い上がる、これをひたすらに繰り返します。

モーニングアタック、という言葉をご存知ですか? 寝起きにでるくしゃみのことですが、これが発生する方はまさしく、この軽い特徴のあるハウスダストが朝に舞い上がって、くしゃみを出させていると言えるのです。
何はともあれ、軽くて舞い上がり易いものですから、いかにしてハウスダストを発生させない、あるいは蓄積させないようにするかを完投すべきでしょう。

ハウスダストを徹底的に予防するには

さて、では本題に移りましょう。
ハウスダストはいろいろな症状を引き起こしますが、その症状を引き起こさないために、予防する方法は意外と簡単で、ほとんど自分だけの力で解決することができます。
では、その具体的な方法を紹介しましょう。

掃除と洗濯をこまめにすること

毎日の掃除。シンプルですがこれが一番効果的です。中でも寝室の掃除が重要ですね。寝室は出入りこそ少ないと思いますが、お布団も置いておく場所ですし、あまり換気をしない場所でもありますので、ハウスダストが蓄積し易いのです。

一つ、重要なワードとして換気を挙げておきましょう。
花粉の季節やすぐ近くに車の通りの激しい道路があるような場合を除いては、頻繁に窓やドアを開けて風通しを良くすると、ハウスダスト室内から屋外に出ていき、掃除の回数を抑えることができます。

また、掃除をする場合でもコツがあります。
まず掃除機をかける前に、モップなどで掃き掃除をすることです。

ハウスダストは床に落ちていることがほとんどですから、まずは多くを舞い上がらせないようにすることです。なので、拭き掃除をする間は換気も控えておくといいでしょう。換気や掃除機は、もう既に宙に舞ったハウスダストを屋外に出すために行うものと考えるといいでしょう。

また、掃除機は床だけではなく、カーペットや布団などにかけるのがおすすめです。こびりついたハウスダストを一気に取り除いてしまいましょう。
洗濯は特にお風呂場の足ふきマットやタオル、敷布団のシーツをこまめにせんたくするのが おすすめです。

なお、掃除をする場合は高い場所から引く場所へ、テーブルや机を掃除してから床を掃除してくイメージで行うようにしましょう。

湿度と温度を調節する

湿度と温度は主にダニ対策です。夏場になると増えると紹介しましたが、ダニは気温が25度以上、湿度が75%を超えると盛んに繁殖し始めます。
なので、除湿器で湿度を50%以下に抑え、室温もエアコンなどで20度から25度くらいにしておくと、ダニの繁殖を押させることができます。

ただ、どうしても箪笥やシューズボックスなどの密閉した場所では、湿度が高くなりがちなので、除湿剤を使用したり、適度な換気が必要不可欠になります。
またお布団にもダニはたくさん湧きますが、ダニは50度以上にすると死滅しますので、干すだけではなく、布団を乾燥機にかけると一気に死滅させることができます。

ペットの毛と観葉植物の埃

ペットの毛、主に抜け毛は溜まるとダニのエサになりますし、そもそもペットの体に大量のダニが発生することもあります。なので、室内でペットを飼育する場合には、定期的なシャンプーなどで清潔な状態を保たせたり、ダニ予防薬や駆除薬を使用するのがおすすめです。

観葉植物の場合は土や肥料から埃が発生し、長時間放置しているとハウスダストの原因になります。時々外にだしておき、拭いて葉についたほこりなどを駆除するといいでしょう。

花粉対策

ハウスダストを防ぐため、あるいはそれ以外のためにも、花粉対策をしっかりとしておきましょう。
とはいえ、気を付けるのは外から花粉を室内に入れないことだけです。服に着いた花粉を外出後にはすぐに払い落とすことや、花粉の時期には服を屋外で干さないこと、部屋干しや乾燥機の使用を心がけること、外に干す場合も花粉を払い落としたり、掃除機をかけて花粉を吸引するなどの対策が欠かせません。花粉症の方はいつもやっていることかもしれませんが、それ以外の方もやっておくといいでしょう。

ダニ対策

最後に大きな項目として、ダニ対策を紹介しておきましょう。そもそも、ハウスダストの大きな原因はこのダニと言っても過言ではないくらい、ダニは多大な影響を及ぼすものです。
まずは布団のダニです。
実は布団はダニの一番の発生源で、夏場以外でも人が長時間乗り、温め続けたり、湿度を挙げてしまうので発生させやすい環境を整えてしまいがちです。それだけではなく、ダニの栄養となる汗や老廃物も溜まってしまうので、まさにダニにとっては天国のような場所です。

昔は天日干しや布団叩きがダニ対策に有効と言われていましたが、今では有効ではなく、ほとんど効果はないと言われています。
布団用のノズルでダニやダニの死骸やフンを取り除くこともできますが、完全に出来る訳ではありません。ダニを死滅させるだけならば、布団乾燥機がベストなのですが、それだけだと布団に死骸は残り続けてしまいます。
ベストな布団のダニ対策としては、やはり水で洗い流すことです。洗うことでフケや垢などの老廃物も洗い流すこともでき、ダニの発生源からも軽減することが可能です。
また、ダニは卵から孵化して幼虫になるまでに1週間かかるために、1週間ごとに布団を丸洗いすれば、ダニの発生を減らすことができます。とは言え、敷布団を週1で洗うのは厳しいので、シーツやタオルケットだけでも1週間、敷布団などは年に1回は必ず丸洗いするといいでしょう。

押入れにもダニはいます。布団をしまう場合には、押し入れに大量に布団などの物を敷きつめないことや、床や壁にすのこをしいて湿度を減らすこと、または天気のいい日くらいは、押し入れを開け放して、空気の入れ替えを行うといいでしょう。

キッチンにもダニはいます。中でも小麦粉や片栗粉などの粉ものにはダニが侵入してきます。
侵入を抑えるにはきちんとタッパーなどで密封をして、湿度の高い冷蔵庫などに保存することです。

また、香辛料が苦手なので、カレー粉などをジップロックに入れてキッチンに置いておくと、ダニが寄り付かなくなるという小技もあるので、キッチンにダニを寄りつけたくないかたは試してみるといいでしょう。
カーテンにもダニはいます。ついつい忘れがちな場所ですので、カーテンはこまめに掃除来がけをするのがおすすめです。もちろん、布団と同様に年に1回は丸洗いするといいでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。ハウスダストはとにかく徹底的に掃除をするのが何よりも効果的です。
今までハウスダストが原因でアレルギーに悩まされていたと言う方はぜひとも、ハウスダストを除去うすることに念頭を置いた掃除方法で駆除をしてみるといいでしょう。

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