家は一生に一度の大きな買い物になる場合が多いですよね。
多くの人は多額の住宅ローンを組むことにもなります。
お金を借りてまで手に入れたかったマイホーム。なのに、衝動買いで家を建てた、という人は意外なほど多いのです。
そしてさらに!
家を建てて後悔している、と答えた人が、実に2人に1人という驚きの調査結果もあります。
酒井たかしさん(33歳・仮名)も、家を建てて後悔している人の一人です。
家を建てて後悔している人の理由はそれぞれです。
- 実際に住み始めていたら、間取りの失敗に気付いた。
- 手抜き工事に気が付いて文句を言ったが、住宅会社がきちんとケアしてくれない。
- 住宅ローンが思った以上に苦しい。
たかしさんの場合は、この全てが当てはまります。
特に住宅ローンの問題は深刻です。
たかしさんの預金通帳の残高は31万円ちょっと。
月々14万円という住宅ローンが家計を圧迫しているのです。
この一年、贅沢はやめて、旅行はもちろん、外食も抑えて、倹約生活を送っているというのに、生活が明るくなる希望は見えません。
結婚後はずっと専業主婦だった奥様は、少しでも家計の足しにしようと、先月からスーパーのパートで働き始めました。
たかしさんにとっては、奥様のそんな健気な姿が一層辛く身に沁みるばかり。
日曜日もパートで働いているため、家族の団欒もなくなってしまいました。娘と二人で過ごす日曜日、たかしさんは家を見まわしては暗い気持ちになっていきます。
この家を建てなければ、今頃もっと幸せだったかもしれない。そんな後悔ばかりしてしまいます。
そんな時、大学時代の先輩から電話がかかってきました。
久しぶりに飲みに行かないか?という誘いにも、たかしさんは気が乗りません。
飲み代も節約しなければ、という気分なのでした。
久しぶりに会った先輩は、元気溌剌、人生順風満帆といった様子です。
一方のたかしさんは、見るからに活気がなく、先輩よりも老け込んでさえ見えます。






そんなことってあるのだろうか。同じように新築の家を建てたのに、この違いはどこから来るのか?
たかしさんはショックを隠せません。
先輩の話を聞くうちに、自分の失敗の原因がわかってきました。




そうなのです。
たかしさんは、待望の娘が生まれた時に、「結婚、子供、次はマイホームだ!」と新築一戸建ての購入を決意。
近所の住宅会社に出向いたところ、近くにいい土地が出ていますよ、という言葉に載せられて、1週間で土地を契約。その1週間後には建物も契約したのです。ローンについても、住宅会社の営業担当者が勧めるままに銀行と契約してしまいました。

先輩の話はもっともで、たかしさんは、衝動的に契約してしまったことを後悔しましたが、今更どうしようもありません。
たかしさんのような失敗を防ぐためには、複数の会社を比較することが何より重要なポイントとなります。
まず、価格の比較です。
新築の家は、計画を立てるうちに、予算をオーバーしがちです。
そして、どういうわけか、多くの人が、一生に一度のことだからと、少々の予算オーバーには目をつむって契約してしまう傾向があるのです。住宅会社にとってはありがたい顧客ですが、ローンを組むのは自分であることを忘れてはいけません。
また、住宅の価格には、相場はあっても定価というものはありません。
複数の会社を比較してはじめて、確かな相場がわかってきます。
相場がわからなければ、住宅会社が提示する価格を鵜呑みにするしかありません。
相場を知らない客は、住宅会社にとっては、扱いやすい客でもあるのです。


平均で5、6社に問い合わせをしているという調査結果もでているから、4社なんて、少ない方だよ。
1社で全てを決めてしまったひろしさんは、返す言葉もありませんでした。
とはいえ、実際に5社近くも訪問して、話を聞いたり見積もりを取ったりするのは大変です。
そんな時に利用したいのが、スーモカウンター個別相談などの、ネットで簡単に優良な住宅会社を提案してくれる、無料相談サービスです。
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たかしさんのような後悔だけはしないよう、この記事が役に立てば幸いです。