注文住宅の悩み

家が欲しいと思った時にまずやるべきことは?

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結婚や子どもの誕生といった人生の節目や、周囲の人が家を買いはじめたタイミングに、「自分も家が欲しい」とマイホームに興味を抱く人は多いもの。
しかし、洋服や家電を買うのとは違い、住宅はとても大きな買い物。後悔しないためにはしっかりとした計画が必要です。
では、マイホームの購入を考えるにあたって、一体何から始めるのが正解なのでしょうか? また、家を買うなら何時から準備を始めればよいのでしょうか?

◯マイホームを買うべきかどうか

「家が欲しい!」と思った時に真っ先にするべきことは「本当に買って大丈夫なのか」を考えることです。

家は非常に高価な買い物です。ローンを組めば、その後何十年もその返済に追われることになります。無理な計画でローンを組むと、その後ずっと苦しい生活が続くことになります。せっかく綺麗な家を手に入れてもこれでは成功とは言えません。
良い物件を見つけたり、引っ越ししたり、様々な手続きをしたりと、お金だけでなく労力も馬鹿になりません。

家を買うのに慎重になりすぎるということはありません。本当に必要なのか、買っても大丈夫かどうか今一度よく考え直してみてください。

昔は、マイホームを持つことが人生の一つのゴールでしたが、現代は一生賃貸ですごす人も珍しくありません。親から相続した住宅や土地が「負動産」などと呼ばれることもあります。昔の価値観は捨て、フラットな視点を心がけましょう。

●住宅は今が「買い時?」

家を買う前にじっくり考えた方が良いと分かっていても、今が住宅の「買い時」聞いて焦っている人も多いのではないでしょうか。

2019年秋には消費税増税が予定されています。土地には消費税がかかりませんが、建物にはかかります。数千万円の買い物となると、消費税2%の差は大きなものになります。
そのため、前回の増税時ほどではないものの、駆け込みで家を買おうという人も増えています。住宅ローンの金利も低く、金利が再び上る前にローンを組みたいのも事実です。

ただ増税後の冷え込み対策も予定されており、増税分がそのまま住宅購入時の負担増になるとは考えにくいです。確かに金額だけを考えるのであれば増税前の方がお得ですが、きちんとした計画なしに家を買ってしまう方がよほど危険です。

◯マイホームの必要性を考える時のポイント

家は日々の生活の基本となる場所。また、住宅ローンの返済は毎月の家計を左右します。住宅の購入は家族のライフプランに大きく影響します。家族の生活と将来について考えることで、本当に家を買っても大丈夫かどうかが明らかになります。

このとき、次の3つのポイントに分けて話し合ってみるのが簡単です。

  • 目標やしたいこと
  • 資金
  • 将来のリスク

●目標やしたいこと

将来の家族がどうなっているか、どうしたいかを話し合います。
仕事や学業など将来の夢はもちろん、趣味や習い事、旅行などの頻度やどれだけお金をかけたいかも大切です。自家用車がある場合や、これから購入予定の場合は、買い替えのタイミングについても考えておきましょう。

小さな子どもがいる場合は、公立に通うか私立に通うかで教育費が全く違います。

●資金

まず現在の家計の状況についてきちんと把握しましょう。毎月の生活費だけでなく、保険や税金など年単位でかかる費用についても確認してください。車のローンやクレジットカードの支払状況といった、借金に関する情報もまとめておきましょう。
資産についても確認が必要です。預貯金はもちろん、保険の満期や株なども対象になります。

現在の支出入だけでなく、将来の収入・支出についても考えておきましょう。
今後年収は増えるのか、ボーナスはどれぐらいありそうか、退職金はどのぐらいになりそうか、子どもの独立はいつかなども一度想像してみましょう。親からの相続・贈与についても同様です。

●将来のリスク

家を買うということは、貯金が減ったり支出が増えたりして、何かの時のための資金が減るというリスクも抱えることにも繋がります。
一方で、住宅ローンを組み団体信用生命保険に加入することはリスク軽減の効果にもなります。団体信用生命保険は、万が一返済者が死亡したり病気にかかったりすることによってローンの返済が困難になった時に、残債をカバーするというもの。残された家族に家を残せる仕組みです。多くの場合、ローンを組む際にはこの団体信用生命保険に加入することになります。

●住宅ローンに合わせて老後の資金についても考えておく

今後の人生設計について考えていくと、必然的に老後資金についても計画していくことになります。

40代、50代になって老後について考え始める人も多いのですが、家を建てるならその段階で老後についても計画しておきましょう。

20代、30代の若いうちに住宅ローンを組み、早めに完済できればその後は返済に当てていた資金を老後の貯蓄に回すことができます。早ければ50歳になるころには住宅ローンの返済が終わり、貯蓄や運用に専念できます。
住宅ローンの金利はかなり低いため、月の返済額は少なめに抑え、浮いた資金を投資や運用に回すのも選択肢です。

住宅は財産でもありますが、長く住めばメンテナンスが必要になることも忘れてはなりません。壁や屋根は何十年かごとに塗り替え・吹き替えが必要ですし、バスルームやキッチンなどの設備も古くなれば交換することになります。退職後も適切なメンテナンスができるよう、家のための積立もしておくと安心です。

◯マイホーム購入のタイミングは?

家を買う時に重要なのが「いつ買うか」という問題。
もちろん住宅ローンの金利、消費税増税、不動産価格の定価などのタイミングに合わせることも大切ですが、家族のライフプランへの配慮も必要です。

いつがベストラタイミングになるかは、その人のライフプランによって異なります。
ただ一般的には、子どもが生まれる直前や、子どもが小さいうちに住宅の購入を考える人が多いです。
子どもが学校に上がってしまうと、家を買うことで転校が必要になってしまうかもしれません。小学校高学年になって、子ども部屋が必要になる前に部屋も準備しておきたいです。
また、長子が小学校入学前後になれば、子どもの人数の予定もほぼかたまり、これからかかる教育資金の予想もしやすくなります。共働きにするかどうかの方針も決めやすくなっています。

子どものいない家庭でも、若いうちに家を買ってローンを組むのには大きなメリットがあります。
住宅ローンは定年までを期限に組むのが一般的。長いローンを組むためには30代のうちに家を建てる必要があります。
返済期間が長ければ、毎月の返済額を少なく抑え、家計のやりくりも楽になります。もちろん期間が長ければ金利の変動や経済状況の変化に影響は受けやすくなるため、必ずしも安全とは言えないことは覚えておきましょう。
また、若いうちは貯蓄や給与が少なく、住宅購入に使える資金が少なくなりやすいという問題もあります。

自分にとってのベストタイミングを見極めるためには、やはり自身のライフプランについてよく見直さなければ分かりません。

◯マイホームの購入はライフプランとともに

家を買えば金銭面でも生活面でも人生が大きく変わります。住宅ローンの返済は家計への影響が強く、無理のある返済計画は生活の質も悪化させることになっています。
マイホームで後悔しないためには、今後のライフプランについて家族で考え、長期的な視点で無理のない計画を建てることが大切です。

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